【豆知識】知ってる?物流業界の歴史【バブル期】

2023.12.30ブログ

前回の豆知識では、物流業界の歴史(戦後~高度経済成長期)として、

物流業界が高度経済成長期の影響を受け、急成長していった過程をご紹介しました。

今回は高度経済成長期が終わり、安定成長と呼ばれる時代における物流業界の動きを解説していきます。

 

高度経済成長から一変 低成長・安定成長の時代へ

1973年、第一次石油危機を皮切りに、鉄鋼・造船・化学工業といった重厚型産業から、

電気・自動車といった加工組み立て型産業へ需要が移り変わり、高度経済成長の時代は終わりを告げました。

代わりにやってきたのは、低成長や安定成長と呼ばれる時代です。

経済成長の伸びは明らかに鈍化し、貨物輸送の需要も同様に鈍化していきました。

 

鉄道中心の輸送は終わり、トラック中心の輸送へ

産業の移り変わりの影響により、生産方法も大量生産から少量多品種生産へ移行していきました。

これとともに、貨物輸送にも迅速性が求められるようになり、トラック輸送が大きく成長していくのでした。

その後、1976年には大和隠喩が宅配便を開始し、一躍【時代の寵児】に。

ほかの輸送手段に比べて圧倒的なスピードを誇る航空輸送も同時期に伸びていきました。

 

対して、高度経済成長期に大活躍した国鉄はトラックをはじめとする内航海運との競争に敗れ、取扱量が大きく激減するのでした。

 

 

物流業界のグローバル化、はじまる

1985年、プラザ合意をきっかけに急激な円高が進行。

日本企業は国際競争力を維持するためにより人件費の安い国での現地生産を求め、

海外進出を進めていくのでした。

海外進出する荷主企業に対応するべく物流業者も現地での事業展開を探り始め、

ついに物流業界にもグローバル化の波がやってきたのです。

 

バブル期、労働力不足は深刻に

1980年代終わりごろ、バブル景気を迎えた日本。このころには労働力不足は深刻なものとなっていました。

トラック運送業もその余波を受け、3K業種(きつい、きたない、きけん)として若者から嫌煙されるようになっていくのでした。

労働力不足にあえぐ反面、輸送需要は減ることがなく、荷主企業による多頻度小口化の進展もあり、

ジャスト・イン・タイム輸送や時間指定輸送が求められるように。

これらの対応に物流業界全体は悩まされることになるのでした。

 

 

今回は物流業界の歴史(高度経済成長の終わり~バブル期)について解説させていただきました!

ニーズに合わせてサービスの多様化が進む一方で、労働力の確保に苦慮する事態となっていたのですね。

 

次回の豆知識では、物流業界の歴史(バブル崩壊~90年代)について、

不況や環境問題に翻弄され、対応に追われていく物流業界の動きを解説していきたいと思います!

お楽しみに!

 

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