【物流業界豆知識】物流業と運輸業の違いって何?

2024.02.27ブログ

物流業は昔は運輸業だった

日ごろ何気なく使う「物流」という言葉。

実は比較的新しい単語だということをご存じでしょうか。

物流を生業とする物流業も、「物流」という言葉ができるまでは運輸業と呼ばれていました。

では、現在の物流業と運輸業の違いはどういったところにあるのでしょうか?

 

物流業と運輸業の違いは、貨物の対象が何か

物流業と運輸業の大きな違いは、「人」を運ぶかどうかです。

物流業の場合は物の輸送のみが対象とされています。

対して、運輸業の場合は物だけでなく人も、運輸の対象貨物(旅客)となっているのです。

つまり、運輸業の場合は大きく【貨物輸送】と【旅客輸送】にわけることができ、

それぞれに特化した業態の会社も多く存在しているのです。

 

運輸業の中でも、物を運ぶのは貨物運送業

貨物運送業では、何で貨物を運送するかによってさらに細かく業名がわかれていきます。

たとえば、自動車で輸送する『トラック運送業』や鉄道で運送する『JR貨物』、

船舶を使う場合は『内航海運業』『外航海運業』、飛行機なら『航空業』などです。

 

旅するお客さんを運ぶのが旅客運送業

旅客輸送を担う『旅客運送業』は仕事やレジャーなどで各地に行きかう人々を運びます。

輸送手段ごとにバス業者やタクシー業者、フェリー業者、航空業者などが含まれます。

 

今回は物流業と運輸業の違いについて解説しました!

よく似ている業態でありそれぞれの業種や業務範囲について認識する機会は少ないですが、実は大きな違いが隠されていることに気づくと面白いですよね。

 

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